2年後に打ち上げる「嫦娥5号」は4つの「初めて」を達成
2015年 9月 9日17:52 / 提供:
北京で開かれた第2回月と宇宙調査国際フォーラムの情報によると、2017年に打ち上げる「嫦娥5号」は4つの「初めて」を達成し、「嫦娥4号」は月の裏側に着陸する。新華社が伝えた。
4つの「初めて」は、1、月の表面でサンプルを自動的に取る。2、打ち上げ場所がないが、月面から離陸する。3、40万キロメートル以外の月軌道で無人ドッキングを行う。4、第2宇宙速度に近い速度で地球に戻る。
嫦娥4号は2013年末に打ち上げられ月面に着陸した嫦娥3号の後継だが、機能は大きく異なり、月の裏側に着陸して地質調査などを行うこととなるという。月の裏側は表側に比べて地球からの電磁波の影響を受けないため、調査に好ましい環境だとされる。
(編集z)
関連記事